現在、函館で学校の再編が取り組まれているなか、
元小学校の校長先生だった古野柳太郎さんが
自身が実際に学校統廃合に関わった経験をまとめた展示、
『学校統廃合を進めるために』~平成9年度小学校対等合併の記録~
が、まちづくりセンターでひらかれています。
展示では
旧戸井町の小安小学校と汐首小学校の例をだして
広報等の各種関係の資料、
最終年度のとりくみ等、
統廃合に至るまでのプロセスを紹介しています。
古野さんが担当した学校統廃合は発端から完了まで7年かかったそうです。
漠然と考えてみても
大量の備品関係(椅子、机、図書室の本、実験器具等)はどうするの?
校歌は新しくなるの?
通学区域はどうなるの?
地域の人は統廃合のこと知っているの?
と、どんどん疑問がわいてきます。
このほかにもクリアにしなければならない重要事項等をこなしていくとなると
7年という月日は決して長くはないのかもしれません。
「対等合併の実務が分かるように留意した」展示ですので
学校統廃合の対象地域の方、教育関係者の方、ぜひ参考にご覧ください。
展示は8月15日(金)までです。
By おおや