函館は、日中の日差しは まだ強いですが
日が傾くと、ひんやりとした空気が感じられるようになり、
街中を歩く人々もすっかり秋の装いとなりました。
さて、昨日のことですが、まちセン・スタッフの榎本が
北海道アウトドアガイドの木村マサ子さんの調査に同行して
旧函館要塞(津軽海峡要塞)の「御殿山第1砲台跡」の内部を見学してきました!
「御殿山第1砲台跡」は、函館山展望台やロープウェイの山頂駅がある「御殿山」にあり
山頂駐車場の真下に要塞跡として残っています。
現在は、危険防止のため一般の立ち入りが禁止されている場所ですが
今回、調査のために函館市に届けをして、内部に入りました。
(安全のためヘルメットを着用し、内部は暗いため足元を照らすライトを点けて安全を確保しました。)
ここが入口、山頂展望台のロープウェイ搭乗口近くの出入り口から、外にでるとあります。
函館山ふれあいセンターの職員の方に同伴してもらい、内部にはります。
右側に見える壁は要塞の一部
現在のロープウェイ搭乗口付近に観測所が設けられていたそうです。
入り口付近においてあるのは、観測所にあった観測装置の礎石だったそうです。
壁伝いに進むと、トンネルが!
先ほど見えたトンネルは要塞地下部の入り口
ライトで照らして前に進みます。
右側の壁にみえる穴は窓になっており、この通路の右側は兵舎だったようです。
というとこで写真はおしまい!
今回は現状の状態調査で、近年注目されている旧函館要塞をどう残していこうか
市民に知ってもらおうか、市民は何ができるか?ということで内部を調査しました。
私個人は、小学生の遠足以来 20年ぶりに旧函館要塞に触れ合い
要塞の資料をひっぱり出したり、論文を探したり、火がついてしまったようです(笑
函館山には、「御殿山第2砲台跡」や、「千畳戦闘指令所跡」など気軽に見て回れる場所がありますので
秋の函館山の花々と一緒に、散策を楽しんでみてください。
まちづくりセンターでは、まちるきマップのほか、旧函館要塞に関してのパンフレットもありますので
散策の前に、ぜひお立ち寄りください!
旧函館要塞に関しての情報はこちら!
「函館山の砲台跡(旧函館要塞)」 (函館市公式観光情報サイトはこぶら)
By 榎本