丸潤です。
この講座「函館山の歴史をめぐる~季節ごとの野の花を訪ねて~」も、
今年で、5回目(?!)
このあと9月までの、全6回、通しの講座です。今日は、その第1弾、実施の日!
山の花や、三十三観音など、歴史に興味はあるけれど
「一人で黙々と登るのはちょっと・・・」という方が毎年、楽しみにしてくれているようです。
本日のお天気は、晴れ!
気温もやや高めで、風も落ち着き、動けば汗が出るほどの日差し。
もちろん、函館山にも、しっかり春が訪れています。
以下の写真は、そんな風景のおすそ分け!
まずは、春の定番、蕗の薹(フキノトウ)。
雄花は白っぽく、雌花は黄色味がかっているのです。
薹がたっても、軸の部分は、油炒めなどで食べられるそうですよー!
そして、三十三観音の1番目から7番目までを巡り、歴史の事もたっぷりと
講師の藤島斉さんから、お話していただきました。
足元を見ると、日当たりのよい所にはカタクリの花が。
左 キクザキイチゲ(一輪草とも言う) 右 青いキクザキイチゲ。
旧山道から登り、汐見山コースを下り、最後に宮の森コースを横移動。
けもの道の本当に足元に、こうした可憐な花が咲いています。
上 アズマイチゲ。 キクザキイチゲとは、葉の形も、茎の色も違います。
左 小島延齢草。 右 延齢草。 ポイントは、ガクの枚数。
美しい色! エゾエンゴサク。桃色がかったのもあります。右の写真は、白色のもの。
嬉しかったのは、途中で、シマリスさんに遭遇したこと!
函館山に住んでいるリスは、人慣れしているのか、近づいても、あんまり逃げません。
でも、大きなカメラを抱えた参加者の「カシャ」というシャッター音におどろいたのか、
食べていた木の実を、ポロッ! 「・・・・・・!?」 落としちゃった!
その瞬間の表情が、実に可愛かったです。
なんと二輪草も、咲いていた!
二輪草と間違われやすいトリカブトは、背が高くなっていて、すぐ見分けがつくほどでした。
午前10時から午後2時まで、冬の運動不足が解消されるがごとく、
わいわい歩き回りました。
日差しと暖気のお陰からか、思いのほか、色々な花が見られましたよー。
来月は、5月16日に実施。シラネアオイが咲く時期になっていきます!
参加したい!行きたい!という興味のある方は、ぜひ、お問い合わせくださいませ!
地域交流まちづくりセンター
電話番号 0138-22-9700