自転車女子を応援します!(Follow the Women)
店長ソメキです。こんにちは。
「着物女子好き」に続く個人的な趣味の話で大変恐縮ですが、
本日はソメキの「自転車女子好き」の話です。
ちなみに私は、4人の妹の姉ということもあって、自他共に認める女子好きです。
スタッフも、たっきー&おにぎりくんには悪いけどみち子ちゃんびいきはあからさま。
ごめんね。でも、もう、諦めてるよね(笑)
さて、昨夜、私はとある勉強会に参加しました。
「Follow the Women」函館参加者による中東勉強会です。
「Follow the Women」は、約30カ国300名(2008年)の女性たちが、
中東レバノン、シリア、ヨルダン、パレスチナの4カ国を自転車で走りながら、
難民キャンプや関係施設・土地の訪問、現地女性とのミーティングや交流、
ワークショップなど様々なプログラムに参加するものです。
2009年の今年は、日本から20名の女性が参加する予定で、
なんとそのうちの8名が道南からの参加!(7名はマスコミ枠というから恐るべき道南率ですね)
その8名の中には、私の従姉妹や友人・着物仲間が名を連ねている・・・
ということを差し引いても、個人的に何かの形で応援したい素晴らしいムーブメントだと思っています。
昨日の勉強会はメンバーにお願いしてオブザーバー参加させてもらいました。
北海道教育大学函館校講師林真由美さんの親切なレジュメとレクチャーで
「中東」のこと、イスラエル-パレスチナの問題、
宗教、民族、暮らし、習慣、食べ物、政治情勢・・・
どんどん興味がわきましたが、本当に知らないことだらけで
話を聞くだけで何度もカルチャーショックを受けてしまいました。
こんなに無知では想像力が働かないのもしょうがないかもしれません。
彼女たちのおかげで「知ること」から始めたいと心から思えました。
ということで、手元にあるわずかな関連書をオタジィラに置きました。
みなさまも是非、お手に取りください。
・広河隆一『パレスチナ1948 NAKBA』合同出版 (2008/03)
・中東イスラーム研究教育プロジェクト(編)『緊急集会イスラエルによるガザ侵攻を考える講演録2009年1月11日』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(2009/03)
(※私物です。販売しておりません※)
昨日の勉強会には「Follow the Women」日本代表の山崎美緒さんもいらしていました。
山崎さんは明るく、知的でパワフルでとっても魅力的な女性でした。
昨年函館で行われた彼女の講演会を聞いて今回の8名が参加を決めた、というのもうなずけます。
彼女の記事を見つけました。是非、みなさまにも読んでいただきたいです。
・日系エコノミー『山崎美緒の自転車で行こう!』http://eco.nikkei.co.jp/column/cycling_yamazaki/article.aspx?id=MMECcg000010062008&page=1
・Follow the Women公式Webサイト http://www.followthewomen.com/
・山崎美緒さんブログ:http://mantem.exblog.jp
上記『NAKBA』の帯にも書かれていましたが、どうしても「遠い人々の悲劇は抽象的」。
その抽象的な事実を自分で経験しないでも、具体的現実として受け止めさせてくれる
映画や今回のようなムーブメント、人々には感謝せずにいられません。
私は、自転車をこぎに行けないけれど、
世界の現実に出会いに行く彼女たちメッセンジャーのサポーターとして
一緒に知り、感じ、考えたいと思いました。
宗教も政治や哲学も異なる30カ国から集まる女性たち。
会議でテーブルを囲むと大喧嘩になるそうですが・・・(!)
ともに笑顔で自転車をこぎ、異なる文化の国々の現状を見伝える。
山崎さんは言います。「自転車で平和を訴える。なんと前向きで創造的だろう。」
函館のみなさま、
こんなパワフルかつチャーミング、ピースフルな自転車女子の動向を見逃す手はないですよ!
応援します!!Follow the Women☆☆☆