スタッフの丸潤です。
てるてる坊主を作ったおかげか、皆さまの日頃の行いが良いせいか、
良い天気になった今日、函館山の歴史と野の花をめぐってきました。
コースは、汐見山コースから七曲りコース、下りが宮の森コースでした。
観音番号は、8番から12番まで!
本来であれば、春真っ盛りの花乱れ咲き、になっているところなのですが、
見る限り、やはり今年は低温で経過しているのが響いてなのか・・・
今時期、開花するはずのものが、
まだ花芽もついていなかったり、背丈が低かったり!
桜の開花が遅れた函館、少なからず山の自然界にも影響があるようです。
それでも、元気に姿を見せてくれた草花を、以下に掲載します。
富貴草 キジムシロ
左 クルマバツクバネソウ 右 こちらが、ザ・オリジナルのツクバネソウ
咲いていないので、不明瞭ですが、花が「羽根つき」のような形をしているから、この名前になりました。
花が咲いていない・・・けど、マイヅルソウ。
前回も、咲いている姿を発見しました、二輪草。これがオリジナル。
それが・・・下の写真をご覧ください。
函館山では突然変異の、緑色をしたミドリニリンソウも見られます。
白色が少し残っていたり、全部緑色だったり、変容はいろいろ。
これを見つけるように歩きまわるだけでも楽しいのです。四葉のクローバー探しみたい。
左 大花延齢草。 右 オオカメノキ。まるでアジサイみたいな咲き方をする木です。
左 女王のような風格、凛とした シラネアオイ。 右 ユキザサ(=アズキナ)
左 ツバメオモトの花。スズランみたいに可憐です。 右 ヤマシャクの蕾。まだ固そう。
見よ!これがエゾタンポポだ!(ガクがたっている)
そして、本日のラッキー!幸せの青い鳥「オオルリ」!
鳥がお好きで、写真を撮る方が、山奥に連泊しないと会えない、といわれている鳥なのです。
間近まで近寄ってきてくれました。(写真は、ちょっと遠いけど、でも幸せのお裾分け!)
これまた、変種。延齢草なのに、四葉、四枚の花弁。 通常は、右の写真のような三枚が正しい姿。
左 ルイヨウボタン 右 センボンヤリ。別名、むらさきたんぽぽ。小指の先ほど小さい花です。
こちらも、比較写真。
左 細葉延胡索 右 蝦夷延胡索。
葉の形が、名前の通り、大きく違います。細長いのと、丸いのと。
そのほかにも、碧血碑の近くでは
白く小さな可愛いお花「タチカメバソウ」も咲いていました。
(写真、撮れませんでしたー)
今はまだ、虫も少なくて、歩きやすい気候です。
どうぞ、今月いっぱいも、楽しんで散策してみてくださいね。
来月の実施は、6月16日!
ぜひ、興味のある方は、以下のリンクを確認の上、
まちセンまでお問い合わせくださいね!
函館山の歴史をめぐる 季節ごとの野の花を訪ねて 詳細はここをクリック!
参加の申し込み、お待ちしています!
written by 丸潤