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はこまち通信 vol.47掲載(2019年1月発行)

新春特集「世界を変えるSDGs」

近年、SDGsというキーワードがひんぱんに使われてるのをご存知でしょうか。
なぜ今、SDGsなのか。そもそもSDGsとは?まちづくりとはどう関わっているの?
一足先に取り組んでいる道内の事例から、函館の未来のまちづくりを探ります。
【取材協力 EPO北海道】

2015年国連サミットにより採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核となる国際目標です。 世界における環境・経済・社会に関わる課題を解決し、持続可能な未来をつくるため、世界全体で2030年の達成を目指す17のゴールと169のターゲットで構成されています。

 

環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)

持続可能な社会づくりに向けた協働取組による課題解決等を支援する、北海道における中間支援拠点です。北海道地ESD活動支援センターを設置しており、SDGsやESD(持続可能な開発のための教育)の推進に取り組んでいます。

 

SDGsような取り組みが行われているのですか?

道内でいち早くSDGs達成へ動き出した団体に『RCE北海道道央圏(事務局は札幌・2015年12月発足)』があります。RCEとは、国連大学が認定する『ESDに関する地域拠点』です。

同団体は設立の検討を開始した2014年当初からSDGsに注目しており、設立にあたってEPO北海道も深く関わっている経緯があります。

道内の自治体では北海道と、札幌市、ニセコ町、下川町の3都市が『SDGs未来都市』に選ばれています。これは日本政府が優れた取り組みを選定したもので、全国に29都市あります。

札幌市では、環境基本計画にSDGsへの視点を組み込んでいます。住民自治の下で持続可能な地域づくりを進めるニセコ町や、第1回ジャパンSDGsアワードのSDGs推進本部長(内閣総理大臣)表彰を受けた下川町は、SDGsを踏まえた地域づくりの具体化を進めています。

また、北海道は2018年内に『(仮称)北海道SDGs推進ビジョン』の策定を予定しており、情報交換や連携・協働のための『北海道SDGs推進ネットワーク』を立ち上げ、市民や企業に参加を呼びかけています。

現在は、様々な市民団体がSDGsの学習会やイベント等を開催しており、EPO北海道もこれに協力しています。
<書籍イメージ>

 

函館ではまだなじみがなく、そもそもSDGsとは?という方も 多いのが現状です。
これから本格的にSDGsに 取り組んでいくために、何が必要でしょうか。

カラフルなロゴはSDGsの特徴のひとつ。これを目にする機会を多くつくることが有効です。
また、SDGsは私たちの生活と深く結び付いています。環境・社会・経済のつながり、自分と世界、未来のつながりに関する気づきは、活動の大きな推進力になります。(一社)イマココラボ(東京都)が開発したカードゲーム【2030 SDGs】等でも、自分と世界のつながりを体感することができます。

 

SDGsを推進する上で欠かせない役割とは?

市民団体や自治体だけではなく、企業、特に大企業でも活動が活発化しています。2018年10月には札幌で、北海道経済連合会の主催によるSDGs普及啓発セミナーが行われ、企業や自治体から多くの参加がありました。

このように多様な主体による多様な動きがある中で、SDGsの『我々の世界を変革する』理念を実現するためには、目標17で掲げられている「パートナーシップ」が不可欠です。SDGs達成を目指して地域の持続可能性を高め、異なる分野や立場を橋渡しし、連携・協働を促す【コーディネーター】の役割の重要性が増しています。

 

【おわりに】

SDGsが目指す理念や、道内の都市の事例を知れば知るほど、よりよい地域社会を目指すためにSDGsがますます必要となるであろうことを痛感しています。

2019年、函館市地域交流まちづくりセンターはSDGsの啓発と推進に力をいれてまいります。企業や自治体、教育機関や市民活動団体など、あらゆる分野や立場の人々と手を携え、函館の未来を見据えた活動に取り組みます。
 



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